ひんぎゃの塩は、東京都の離島・青ヶ島でつくられている世界的にも珍しい自然塩です。
火山の噴気孔「ひんぎゃ」から立ち上がる蒸気熱を使い、黒潮の海水をゆっくりと濃縮・結晶化させる独自の製法によって生まれます。
人工的な加熱や乾燥機を使わず、火山による地熱蒸気だけで仕上がるのが最大の特徴です。
この記事では、ひんぎゃの塩の成り立ち・特徴・味わいを総合的にまとめました。
\火山の噴火孔からの上記熱で作られているここだけの塩/
ひんぎゃの塩とは?
自然とともに生まれる特別な海塩
青ヶ島は伊豆諸島の最南端に位置する火山島で、人口は約160人ほどの島です。
島のあちこちに噴気孔(ひんぎゃ)があり、地下の火山活動による蒸気が絶えず立ち昇っています。
この蒸気熱を利用し、黒潮の海水をじっくりと蒸発・濃縮させ、結晶へと仕上げたものが「ひんぎゃの塩」です。
製法が唯一無二
- 原料は黒潮の海水
早朝から2時間かけて、くみ上げた黒塩の海水を製塩所まで運んでいます。 - 乾燥は火山による地熱蒸気
結晶化は13日間かけて行います。 - 釜上げまで6日、乾燥に4日間とじっくり時間をかけて作られます。
- 混入物は人の手で取り除く
つまりこの塩は、
“自然がつくり、人が整える” というスタイルで仕上がっています。
製法そのものが希少で、同じ方法で作られる海塩は世界的にもほとんどありません。
ひんぎゃの塩の特徴
成分・味わい・香り
まずは成分表をチェック!

成分表の一部が削れてしまっているのは、上張りしてあったバーコードを剥がした跡です。
うまく剥がせませんでした💦
熱量0kcal、タンパク質・脂質・炭水化物0g
塩分相当量:85.63g、カリウム0.47g、マグネシウム1.0g、カルシウム1.02g
ミネラル成分が豊か
黒潮由来の海水を使っているため、カルシウム マグネシウムが比較的多く含まれ、一般的な精製塩とは風味がまったく異なります。
まろやかで角がなく、ほんのり甘い
ひんぎゃの塩の最大の魅力は味の丸さです。
- 塩辛さが刺さらない
- 旨みを引き立てる
- 余韻に甘みを感じる
このように、「素材が素直に美味しくなる」タイプの塩で、料理の最終仕上げに使うと違いが際立ちます。
ひんぎゃの塩を実際に使ってみての感想や口コミが気になる方
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美味しさの秘密は結晶化までの日数と成分
この背景にあるのが、結晶化までの日数と言われています。
- 多くの塩は1日で結晶化させるため、粒が小さく塩味を感じやすくなります。
- 天日干しの塩はおよそ30日かけて結晶化させるため、粒が大きく塩味が少なくなります。
- ひんぎゃの塩は13日かけて結晶化するため、一般的な塩と天日干しの塩の中間の丁度良い味の塩に仕上がるのだそうです。
また、それぞれの成分ごとに見てみましょう。
「日本人には塩が足りない」という村上譲顕氏の書籍によると、成分ごとに見格の特徴があることが記されています。
- ナトリウム:塩辛い味
- カルシウム:甘い無味
- マグネシウム:旨い苦味
- カリウム:キレのある酸味
そして、ひんぎゃの塩はカルシウムが多いため、甘いと言われています。
ひんぎゃの塩の美味しい使い方
ひんぎゃの塩は、シンプルな料理ほどその良さが際立ちます。
まずは白米にひとつまみ
炊きたてのご飯に軽くふりかけるだけで、お米自身の甘みがぐっと引き立ちます。
トマト・豆腐・枝豆など“素材もの”
火を使わない料理と抜群に相性が良いです。
塩自体の丸みが素材の味を押しつぶさず、自然な旨味に寄り添います。
白身魚の天ぷら・素揚げ
くどくならず、すっきりした旨味の余韻が続きます。
シンプルな塩むすび
お米・海苔・塩という最小限の組み合わせで、
ひんぎゃの塩のポテンシャルが最大化します。
より深く知りたい方へ:
この記事では概要をまとめていますが、それぞれのテーマを深掘りした詳細記事もご参照ください。
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ひんぎゃの塩を“魅力”としてまとめると
火山の蒸気と黒潮の海水がつくる希少な海塩、味わいがまろやかで、素材の甘みを強く引き出しています。
なにより、製法そのものが特別なので、食としても、話題性としても楽しめる塩です。
ひんぎゃの塩は、背景・成り立ち・味わいを知るほど、食卓での一振りが特別な意味を持ってくるような特別な塩です。
\火山の噴火孔からの上記熱で作られているここだけの塩/

